文部科学省は、アントレプレナーシップ(起業家精神)を新たな価値を生み出していく精神と捉え、自ら社会課題を見つけ、課題解決にチャレンジし、他者と協働しながら解決策を探究できる知識・能力・態度を身につける教育をアントレプレナーシップ教育(起業家教育)と位置付けて推進しています。また、大学の AO 入試における主体性評価でもこのような点が重視される傾向があると言われています。
アントレプレナーシップは、起業に限らず、民間企業や行政など、あらゆる領域で必要な考え方であり、経済産業省および中小機構においても全国に広めるべく強力に推進しています。
高等学校等における若年層のアントレプレナーシップを育むための起業家教育の機会は増加傾向にあるものの、まだ十分に普及していないのが現状です。起業家教育を実施する際の主な障壁として、教員が起業について専門的な知識がないことや、学校に起業家などの有識者とのつながりが少ないことなどが挙げられています。
このような状況を踏まえ、2020年3月に中小企業庁が発行した「標準的カリキュラム実践のためのマニュアル」を起業家教育の拡充を目的として改訂することとなりました。
改訂にあたっては、外部有識者による検討委員会を設置し、各委員からの意見を反映しました。 また、先進的に起業家教育に取り組む高等学校や、中小機構が起業家教育を実施する中で得られた現場の声も反映し、検討を進めました。
カリキュラムは、アントレプレナーシップを育む目的に応じて柔軟に対応できるよう、授業内容や実施時間数を教員が自由に設計することができ、最低5時間からカリキュラムを導入できます。
詳しくは、下記のリンクよりご確認ください。
創業支援等事業計画機能強化事業 - 中小機構
独立行政法人中小企業基盤整備機構
創業・スタートアップ支援部 創業・スタートアップ支援企画課
TEL : 03-5470-1645 FAX : 03-3433-2576
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